呼吸器外科…卒業やった～!!

今日は先週CT検査を受けたのでその結果を聞きに呼吸器外科を
受診しました。

実は今年の初めの診察時「今年で手術後10年になりますね、今年の
CTで問題なかったら経過観察は終わりにしましょう」と言われていました。
たぶん大丈夫だろうとは思っていましたが診察室に入って・・・
CTの画像を見ながら説明を受けました。
「結論から申し上げますと、ほぼ問題ないでしょう。
10年経過を見てきましたが肺全般を見ても再発しているという所見は見当たりません。
再発はないと考えますが新たな腫瘍という場合もあります、でもあまり心配する頻度では
ないのであとは合併症の治療をしっかり受けて何か必要があったらまた受診を
してくださいね、今回は一応終了にしましょう」と嬉しい言葉!(^^)!
「先生、10年間、本当にお世話になりました。ありがとうございます。」と言うのがやっとでした。
途中そんなつもりはなかったのに不覚にも涙ぐんでしまって言葉が続きませんでした。
主治医も笑顔で「よかったですね、ご主人にもよろしくお伝えください」
夫は今日は仕事で付き添えませんでしたが、私には言えなかったいろいろなことを
主治医は電話で夫に話してきたそうです。
一緒に行けたらよかったけど家に帰って早速メールを入れたらがありました。


手術のことはもう少し落ち着いたら記事に書こうと思います。
主治医の言葉ってこんなにも晴れ晴れとした気持ちになれるのですね。
思い返すとこの10年間、いろいろな思いがありましたね～。
楽しかったことも嬉しかったこともたくさんありましたが、辛いこと、悲しいこと、苦しい時も・・・
夫は「最初の5年間に何もなければいいのですが」と聞かされていたそうです。
この主治医の存在がどんなに当時の私を支えてくれたことか、感謝の思いで
一杯です。

この主治医は「いい病院、いい先生」にいつも紹介されている肺がんの名医です。
心から信頼して治療を受けられたことは患者としてはありがたいことでした。
この主治医の言葉だけを信じようと一切ネットなどで調べたりしないで過ごしてきました。
10年は長かったような短かかったような・・・
卒業できた嬉しさとともにちょっぴり寂しさもあるのはどういうことでしょうか?

来週は消化器内科の受診です。
来月は、腫瘍の合併症として発症した自己免疫疾患の検査結果と合わせて新たな
治療を始められるかも知れません。
いくつか病気を持っていることは悪いことではなく定期的な検査と健康への配慮も
出来るのでそれはそれでいいかもとの思いもあるのですが・・・治療費が我が家の家計に
毎年重くのしかかってきたのも現実。
2割とか1割になる日が早く来るといいな～。
でも一つでも完治(寛解)するのであれば是非やってみたいです。!(^^)!
少しでもいい結果で今年を終了出来たら…こんな嬉しいことはありません。